
・アーリーリタイアしたら暇過ぎて辛いって本当?
こんな疑問にお答えします。
・アーリーリタイアは暇?ただ目指すだけでは幸せになれない理由
・アーリーリタイア後を暇でなく幸せにする7つの解決策
・アーリーリタイアは暇でも意義がある
・まとめ
サラリーマンが辛い・・・
仕事が辛い・・・
働かずに生きられたらどんなに幸せだろう・・・
サラリーマンとして働いていれば、皆が一度はこう考えた事があるのではないでしょうか。
最近では、FIRE(Financial Independence, Retire Early)という考え方が日本でも徐々に浸透してきており、実際にアーリーリタイアを目指す人も増えてきています。
しかし、実際にアーリーリタイアを達成できても、幸せになるどころか不幸になってしまう人もいるのです。
毎日忙しく働いている人にとっては、信じられないですよね・・・
そこで今回は、アーリーリタイアはただ目指すだけでは幸せになれない理由と、そうならないためにどうすれば良いかを解説します。
では、行きましょう!!
アーリーリタイアは暇?ただ目指すだけでは幸せになれない理由

アーリーリタイアを達成しただけでは、残念ながら幸せにはなれません。
例えば、あなたは、誰にも気兼ねなく漫画読んで映画見て好きな時間に寝て好きな時間に起きて、とにかくぐーたら生活を送りたいと思うかもしれません。
でも、そんな生活は、1カ月もすれば飽きてしまうでしょう。
そうなると、途端に何をやっていいのか分からなくなってしまいます。
もしかしたら、仕事一本で生きてきたお父さんが定年後に急に老け込んでしまうのと似ているかもしれません。
要は、今まで親や学校や会社などに決められた事をこなして生きてきた人は、いざ自由になると何をしていいか分からなくなってしまうのです。
その結果、暇過ぎて辛い、孤独すぎて辛いとなってしまいます。
その一方で、主体的に挑戦したい事や、やりたい事がある人にとっては、アーリーリタイアほど幸せなことはないでしょう。
お金や時間を気にすることなく、それに没頭できるわけですから。
もちろん、休みたい時は休みたいだけ休めます。
すなわち、ただ、やみくもにアーリーリタイアの達成だけを目指すだけでは幸せにはなれず、前もってアーリーリタイア達成後の計画を考えられるかが大切だという事です。
アーリーリタイア後を暇でなく幸せにする7つの解決策

では、アーリーリタイア達成後に幸せに生活するためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
例として、7つの解決策を解説します。
サラリーマンのうちにライフワークを見つける
サラリーマンのうちに副業を始めるなどして、アーリーリタイア後にできる仕事(ライフワーク)を探し始める事です。
せっかくリタイアしたのに働かなきゃいけないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。
「働かなきゃいけない」のではなく、「働きたい」と思える仕事を探すのです。
その際のポイントは、少なくともやっていて苦痛でないと思える仕事を探すことです。
嫌々やらなければいけない仕事だと、アーリーリタイアする意味がなくなってしまいますので。
例えば、ブログ、イラスト制作、ハンドメイド作品の販売など何でも良いのです。
とりあえずやってみて、違うと思えば辞めるくらいの感覚で良いでしょう。
もし、自分に適した仕事が見つかれば、アーリーリタイア後も自分が好きな仕事で、自分の好きなペースで働き、お金も稼げるという理想的な状況を作り出せます。
コミュニティに所属する
何かのコミュニティに所属することも、アーリーリタイア後のあなたの幸福度を上げるでしょう。
所属欲求と言うのは、マズローが提唱した人間の欲求の一つですからね。
しかし、アーリーリタイアをすると、自分から行動しないと孤独になってしまいがちです。
学校や会社のように強制的に所属しないといけない組織がなくなるからです。
なので、もちろん孤独が何の苦にもならないという人は無理に所属する必要はないですが、そうでない人は何かしらのコミュニティに所属しましょう。
例えば、趣味の集まりに参加する、スポーツのクラブチームに参加する、家族を作るというのも良いでしょう。
嫌いな人との人間関係は心を消費しますが、好きな人たちとの人間関係は心を豊かにしてくれるものです。
没頭できる趣味を見つける
没頭できる趣味が見つかれば、アーリーリタイア後はとても幸せなものとなるでしょう。
これは別にお金を稼げるものでなくても大丈夫です。
アーリーリタイア後はお金の不安はないはずですので、どれだけでも好きな趣味に没頭できますし、好きな事をやっている時間はとても豊かで幸せなものです。
特に趣味がないという人は、今から探し始めてみるといいかもしれません。
趣味が見つかれば、アーリーリタイア後でなくても、あなたの人生をより楽しみの多いものとしてくれるでしょう。
ボランティアをする
人は誰かの役に立っていると思えた時に幸せを感じると言わています。
そういう意味でも、ボランティアをする事は、自分にとっても社会にとっても凄く有意義なものとなるでしょう。
別に誰かに褒められるためにやる訳ではありません。
純粋にあなたがやりたい、役に立ちたいと思う気持ちが、結果的に周りの誰かを助ける事になりますので、そういう気持ちがあれば積極的に行っていくと良いと思います。
子供のころに諦めた夢をもう一度目指す
あなたには、子供の頃に諦めた夢はありませんか?
アーリーリタイア後は、生活の心配をする必要がありませんので、もしかしたらその諦めた夢をもう一度目指せるかもしれません。
やはり、人間何かの目標をもって、それに向かって努力するという事は、充実した時間を過ごすためにはとても大切な要素になります。
アーリーリタイア後に目指したい夢がないか、今のうちから考えておきましょう。
あらかじめリタイア後の事を想像しておく
いざ、アーリーリタイアを達成した時に戸惑ってしまわないように、あらかじめリタイア後の事を詳細に想像しておくのも良いでしょう。
朝起きてまず何をしようか。
どんな本を読もうか。
運動はどうしようか。
毎日のルーティーンはどうしようか。
このように、アーリーリタイアを達成した後の生活を、ありありと思い浮かべるのです。
どうでしょう。わくわくしてきませんか?
このようにあらかじめ準備してくことも大切です。
とにかく主体的に行動する
アーリーリタイアを達成した後に、主体的に行動してみるのも良いです。
アーリーリタイア後は、行きたい場所へも自由に行けて、住みたい所に住めて、食べたいものを食べられて、好きな事をできる環境にあります。
そんな環境で主体的に行動すれば、自分の世界を拡げていくことが可能です。
そうすれば、今まで知らなかった物や事の中から、新たに好きなものが出てくるかもしれません。
それが、人生における楽しみや生きがいになるかもしれませんので、ぜひいろいろと行動してみましょう。
アーリーリタイアは暇でも意義がある

と、ここまでいろいろな事を書いてきましたが、例えアーリーリタイアは暇だとしてもやはり意義があると僕は思います。
もし、アーリーリタイアを達成した後にどうしても「暇すぎて我慢できない」と思えば、最悪また働けば良いのです。
要は、アーリーリタイアとは今までの生き方の選択肢に「働かずに生きる」という選択肢が増えた状態だと捉えれば良いのです。
この選択肢が増える事は、精神衛生上も価値が高く、幸福度を上げてくれるのではないでしょうか。
例えば、今でも、過酷な労働状況や上司からのパワハラなどで苦しんでいる人は大勢いると思いますが、そういう人たちもこの選択肢があれば、不当な我慢をせずにすむでしょう。
このように、人生において生き方の選択肢が増えるアーリーリタイアの達成は、例え暇だとしてもその意義は大きいと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
もし、あなたがアーリーリタイアを目指しているのであれば、せっかく達成したのにこんなはずじゃなかったとならないようにしておきたいところです。
そのためには、「達成するためにはどうしたらいいか」だけでなく「達成したら何をするか」も考えておくことが大切です。
ここが明確になれば、アーリーリタイアを達成するための原動力にもなることでしょう。
今回の内容が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
コメント