
なるべく早くFIREを達成したいけど、どうするのが正解なんだろう・・・
こんな疑問にお答えします。
・結論は日本の小型株への集中投資
・僕はなるべく早くFIREを達成する必要がある
・スピードを求めるなら相応のリスクを負うのが絶対条件
・なぜ日本の小型株への集中投資なのか
・「卵は一つのカゴに盛るな」は正しい?
・まとめ
「なるべく早くFIREを達成したいけど、どうすればいいんだ?」というのは、FIREブームの今、多くの人が持つ悩みかと思います。

僕も毎日毎日同じことを考えているので気持ちは良く分かります(笑)
何でもそうですが、何か目標を達成する時は正しい方法で行う事が大切ですが、間違った方法をとると必要以上に時間がかかってしまいますよね。
そこで、今回は、毎日毎日どうすればFIREを達成できるか考えている僕が行き着いた「最速でFIREを達成するための結論」について書きたいと思います。
因みに僕は、FIREを目指して6年間ほど試行錯誤した結果、株では約800万円ほどの利益を出し、今では資産は3千万円を超え、徐々にですがFIRE達成に近づきつつあります。
もちろん、正解は人ぞれぞれだと思いますが、僕が結論に行き着いた「考え方」はあなたの参考にして頂けるかと思います。
ではいきましょう!
結論は日本の小型株への集中投資

先に結論を言いますと僕が出した答えは、日本の小型株への集中投資をする事です。
小型株とは、時価総額がだいたい300億円以下くらいの株の事を指します。
今回は小型株の解説がメインではないので詳細は割愛しますが、小型株について分からない方は、以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。
しかし、今回の記事でお伝えしたいのは、「小型株集中投資がおすすめだ」という事ではなく、僕がそこに至るまでの考え方です。
なぜかと言うと、「最適な手法」は人それぞれですが、そこに至るまでの「最適な考え方」は多くの人に共通だと思うからです。
では、ここからは、なぜ僕がこの結論に行き着いたのか解説していきます!
僕はなるべく早くFIREを達成する必要がある

少し昔話をさせて頂くと、僕が株式投資を始めたのは、2015年の冬頃になります。
なぜ僕が株を始めたかというと・・・会社を辞めたいからです(笑)
というのも、よくある話かもしれませんが、ちょうどその時期くらいに仕事が辛すぎて夜もほとんど眠れず、人生のどん底を味わっていました。
その時の心境はと言うと、

なぜこんな辛いのに会社に行かなきゃいけないんだ⇒生きるため・生活するためだ⇒じゃあ、こんな辛い想いしてまで生きたくない!
なんて事を真剣に考えるほど、追い込まれていました。今思えば、普通の精神状態ではなかったかなと思います。
そこで、「このままではダメだ」と想い、会社員以外で生きる道を探して見つけたのが株式投資でした。
その時はFIREなんて言葉は知りませんでしたが、この時に今で言うFIREのような経済的自由の状態を目指しはじめたわけです。
そこから約6年ほど株式投資を続け、まだまだ目標には到達しませんが、なんとか利益も出ています。
そして、基本的には今でも少しでも早く会社を辞めたい。有難いことに仕事である程度評価はして頂いているものの、いつかまたあの頃の状態に戻ってしまうんじゃないかと不安を抱えながら仕事をしています。
そんな訳で僕はなるべく早くFIREを達成する必要があるのです。
スピードを求めるなら相応のリスクを負うのが絶対条件

最近では、インデックス投資が投資の最適解であるというのが、ある程度常識として広まってきました。これには僕も何の異論もございません。
因みに、インデックス投資が何か分からない方は、こちらで詳しく解説していますのでご覧ください。
⇒【株式投資】インデックス投資とは?メリット・デメリットを整理してみた
但し、インデックス投資が最適解になり得るのには一つ条件があります。それは、20年・30年といった超長期的に資産形成をする場合という条件です。
インデックス投資と言うのは、長期的に見れば市場が右肩上がりに成長するだろうという比較的確実な予測のもと、長期的に市場全体に投資する事でリスクを低減しているからです。

確かにインデックス投資は、長期でやらないと意味がないよね
でも、僕にとってそれでは遅すぎるのです。
例えば、老後の資金を低リスクで形成したい人にとって、インデックス投資が最適であることは恐らく間違いないでしょう。しかし、少しでも早くFIRE(経済的自立)を達成したい僕にそれは当てはまりません。

だから、僕にとってはインデックス投資以外の別の手法が必要だったわけです。
そして、ここが一番重要な部分ですが、スピードを求めるのであれば、代わりにリスクを取る必要があるという事です。要は、一般的に見ればインデックス投資よりも不確実な投資をするという事ですね。
これはこの世の真理ですが、多くのリターンを求めれば、その分リスクを受け入れなければいけません。ローリスクハイリターンなんて虫の良い話はないのです。
因みにリスクとは、「危険度」ではなく「不確実性」です。
そして、僕はこの6年間はいろいろな手法を試しては失敗を繰り返し、最終的に出した結論が、日本の小型株への集中投資だったのです。
もちろん、この投資法は、やり方によってはインデックス投資よりリスクが高い投資法です。
数十年後を見ると、大人しくインデックス投資をしていた方が資産は増えているかもしれませんし、最悪、投資をする事で資産が減る可能性も高いかもしれません。
しかし、そのリスクを加味しても僕は少しでも早くFIREを達成するためにそのリスクを受け入れ、インデックス投資ではなく、日本の小型株への集中投資を選んだのです。
このように、リターンとリスクは必ず対の関係にありますので、早く資産を拡大させたいなら相応のリスクを負う事が絶対条件になります。
逆に言うと、そのリスクを許容できないなら、短期で資産を拡大する事は諦めるべきなのです。
※因みに、僕も最近では資産がある程度大きくなってきたので、収入の一部をインデックス投資に充てています。しかし、これは老後の資産形成の意味合いが強く、あくまでもFIRE達成のための僕の主力投資は、日本の小型株への集中投資です。
なぜ日本の小型株への集中投資なのか

では、なぜ日本の小型株への集中投資を選んだかと言うと
- 個人投資家の強みを活かせるから
- ハイリターンを見込める割に、リスクは自分の努力で低減できるから
- 管理が容易で、サラリーマンをやりながらでも実践できるから
という3点です。
こちらは、解説すると長くなりますので、詳しくは以下の記事をご参照ください。
「卵は一つのカゴに盛るな」は正しい?

よく言われる投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。
要は、集中投資でなく分散投資をしろという事ですね。
でも、これって本当に正しいのでしょうか?
答えは「人による」です。
先程も書いたインデックス投資は分散投資ですが、老後の資金形成が目的の人にとっては最適解であっても、僕にとっては最適解でなかったように誰にでも当てはまる正解は投資にはありません。
しかし、手法を選択する上で、誰にでも当てはまる正しい考え方はあります。それは、手法と目的を合致させることです。
言い換えると、あなたの目的を達成出来るリターンを得られ、かつ最悪の場合のリスクを許容できる手法を選択することです。
それは、僕がインデックス投資よりも損をする可能性が高いかもしれないリスクを許容してでも、短期で資産を拡大し得る日本の小型株への集中投資を選択したのと同じです。
いつだって、あなたを目的地に運ぶのは、あなたの目的に合った手法なのです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、「最速でFIREを達成するための結論」として、僕が導き出した答えを解説しました。
まとめると
- 大きなリターンを求めるなら、リスクを受け入れる必要がある
- 大事なのは、手法と目的を合致させる事
- そのうえで、僕が最速でFIREを達成するために導いた結論は、日本の小型株への集中投資
もちろん最適な手法は人それぞれであり、僕のように日本の小型株が合っている人もいれば、米国株が合っている人、不動産投資が合っている人などさまざまです。
でも、考え方は、誰にとっても共通です。大事なのは、目的に合った適切なリターンを得る事ができ、自分が許容できる適切なリスクを見極めて手法を決める事です。
あなたの手法は目的に合致していますか?
今回の記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
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